この記事では、SEO対策に効果があるブログの記事タイトルやキーワードの選定方法について書いていきます。
Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンから集客を見込みたい場合、SEO対策は必須!
そのSEO対策として欠かせないのがキーワード選定です。
ブログ初心者の方が最低限押さえておきたい基本のSEO対策6つをご紹介します。
SEO対策とは?
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と言われています。
ユーザーがYahoo!やGoogleなどの検索エンジンである特定のキーワードを検索した時に、自分のホームページやブログなどが検索ページの上位に表示されるようにする対策のことです。
インターネット上で何か調べたい時に、検索窓に調べたいワードを入れて検索しますよね。
その検索結果が表示されたら、上から順番に見る傾向にありませんか?
一番上に表示されているWEBサイトと、二番目に表示されているWEBサイトとでは、実はアクセス数にビックリするほどの違いがあるのです。
ブログで収益化を目指すには、この「アクセス数」が欠かせず、上位表示されるほど有利になるので、多くの人が「上位表示」を目指してSEO対策に取り組んでいます。
やれSEO対策と騒がれ始めた頃、SEO対策に効果があるという有料ツールや無料ツールが流行ったり、SEO対策の業者が何十万という費用で上位表示させたり・・・
今思えばすごく無茶なことが当たり前のように起こっていました。
だけど、そんな無茶ぶりを許さなかったのが、Googleです。
Googleは、あの手この手で悪徳なSEO対策を行ったWEBサイトを検索エンジンの順位から追放しました。
Googleは、ユーザーを第一に考えているからです。
そして、今もさまざまなアップデートが行われています。
なので、今や小手先だけのテクニックでは、SEO対策として効果があるばかりか、逆効果になってしまうのです。
とはいえ、やはり基本的なSEO対策は行う必要があります。
なぜなら、基本的なSEO対策を行うことは、ユーザーにとっても情報が探しやすく、求めている答えを見つけやすくなるからです。
見出しを作る=SEO対策になる
見出しは記事を書くうえでとても大事な役割をしてくれます。
htmlでは、【h1】【h2】【h3】【h4】【h5】【h6】といった【h】から始まるタグが見出しとして認識されます。
Hの後に付く1~6という数字は、重要さの順番になります。
つまり、【h1】が一番重要で、その次は【h2】、その次が【h3】というような感じです。
この記事では、
という風に見出しをつけています。
さて、この【hタグ】をパッと見て、私はどんなキーワードでこの記事を検索されたいと思っているかお分かりでしょうか?
答えは、そう、「SEO対策」というキーワードです。
全てのHタグにキーワードを入れるのはちょっと不自然になることがあるので、なるべく【h2】タグまでは重要なキーワードを入れるように心がけています。
見出しは記事の要約として検索エンジンに伝えてくれるので、記事の内容に深く関係するキーワードを含めることがSEO対策になります。
見出しを作ることで、見た目にも読みやすくなるというメリットがありますよ。
SEO対策に効果があるタイトルの付け方
SEO対策として欠かせないのがタイトルのキーワード選定。
タイトルひとつでブログが読まれるか?読まれないか?の別れ道にもなります。
タイトルには検索されたいキーワードを必ず入れる
この記事のタイトルは「【ブログ初心者必見】基本のSEO対策6つ&キーワードの選定方法」で、HTMLで言うと【H1】タグになり、この記事で一番重要な箇所になります。
また、検索エンジンで検索されて表示される部分が記事の【タイトル】でもあります。
下の画像は、Yahoo!で「SEO対策」と検索した時に表示されたタイトルです。
「SEO対策」という部分が太字になってますよね。
「SEO対策」というキーワードで検索されたいのであれば、ブログの本文にSEO対策についてどんなに素晴らしいことが書いてあったとしても、タイトルに「SEO対策」というキーワードを入れなければ、上位に表示されることはほぼないでしょう。
それくらい記事のタイトルは重要なので、必ずキーワードを含めるようにしてください。
クリックしてもらえそうなタイトルを考える
私なら、
- SEOとは? 押さえておくべき24のSEO対策方法とポイント
- 自分でやるSEO対策。初心者でもすぐできるSEOのやり方
の2つを選びます。
「初心者でもすぐできる」というフレーズは、誰でも簡単にできそうなイメージがしませんか?
そして、SEO対策の24個がどんな内容なのか?めちゃくちゃ気になります!
という風に、自分がどんなタイトルだったらクリックしてみたいかな?ということを常に意識しておくのは本当に大事なことだと思っています。
「SEO対策」と検索してくる人が、
- どんなことを知りたいと思っているのか?
- どんなところでつまづいているのか?
- ブログ初心者なのか?経験がある人なのか?
- 自分でも実際にやってみることはできるのか?
といったような、知りたいことに対しての「答え」になるような内容を考えていくと、自ずと書く内容も決まってくるのではないでしょうか。
タイトルがクリックされ、訪問するユーザーが増えてブログの滞在時間が長くなると、このブログは有益な情報をユーザーに与えていると評価され、検索エンジンにおける順位が上がってくる。
と、考えられています。
なので、何の興味も持ってくれないタイトルをつけるより、興味を持ってくれるタイトルをつけてブログに訪問してもらうことが大事なのです。
私たちはパソコンに向かって文章を書いているのですが、パソコンに何かを伝えたいワケではありません。
パソコンの向こう側にいる人間に向かって伝えたい何かを必死に書いていますよね。
伝えたい相手のことを思い浮かべながら記事を書いていくと、自然にSEO対策になっていたりもします。
本文でもSEO対策ができるキーワード選定
タイトルや見出しに検索されたいキーワードを入れたからもう安心!ではありません。
まだまだ、SEO対策は十分ではないです。
記事の本文でも重要なキーワードになりそうな「ワード」は所々に散りばめてください。
Yahoo!で「SEO対策」と検索すると、赤枠で囲った「関連キーワード」が出てきます。
この、関連キーワードをクリックしたことはありませんか?
「SEO対策」と検索した人は、こんなキーワードでも調べているのでは?とYahoo!が予測してくれているのです。
関連キーワードを見ていつも思うのですが・・・
けっこう、どれも知りたい内容なんだよね!
と。
もう、Yahoo!様がみんなの知りたいことを提案して下さっているわけです。
ならば、そのキーワードを使わせていただきましょう!
本当はというか、このサジェストキーワードで、1つずつ記事にしていくのが理想だなぁと常々思っています。
「SEO対策」というワードをひとつとっても、いろんな視点から記事を書くということは、アクセスを取りこぼすことがなくなるんですよね。
例えば・・・
- 「SEO対策とは」で、タイトルが「みんな知っているようで知らない、真のSEO対策とは?」。
- 「SEO対策 無料」で、タイトルが「無料でできるSEO対策の基本ベスト10」。
- 「SEO対策 ツール」と「SEO対策 意味がない」で、タイトルが「もう古い!ツールを使うSEO対策は意味がない」。
のような感じでタイトルを付けて、1記事ずつ仕上げていく。
これが、理想形だと考えています。
ただ、1記事にするほど内容があまりなくて、記事にならなさそうだなというキーワードもあると思います。
そんな時は、記事本文に自然と散りばめる。
だけでも、十分基本的なSEO対策になります。
あまりに無理やり文章を作るのはダメですけど・・・。
昔はそれこそ記事の中にキーワードを何%出現させているか調べるようなSEO対策のツールとかがあったんですけど、今はツールを使ったようなSEO対策はあまり意味がないどころか逆効果です。
むしろ、機械的にやりすぎるとペナルティが課せられて、検索エンジンの圏外に飛ばされてしまう・・・ことにもつながりかねません。
今はツールを使ってとか機械的なことをやるより、やっぱりユーザー目線で書かれていて、誰が読んでも分かりやすいような記事の方が評価されるようになってきています。
タイトルにも本文にも重要なキーワードを含める!ということは絶対に忘れないでくださいね♪
記事のパーマリンクを設定する
パーマリンクとは、パーマネントリンク(Permanent Link)の略で、「持続的なリンク」という意味合いがあります。
パーマリンクを設定する=持続的なリンクを固定する、つまり「個別記事のURLを永久に固定する」ということになります。
って言われても・・・意味が分からないですよね・・・。
要は、個別記事のURLをどんなURLにするかこちら側で決めることができる、ということです。
パーマリンクの設定画面を以下のように開いてください。
ダッシュボード(管理画面) > 設定 > パーマリンク設定
そしたら、下のような画面になるかと思います。
個別記事の右側にある「投稿」、「パーマリンク」の順にクリックして、「URLスラッグ」の下にある枠の中に好きな文字を入れます。
好きな文字を入れる。と言ったのですが、実はここに大きなポイントがあって、このパーマリンクでもSEO対策をしましょう。
ということなのです。
この記事の重要なキーワードは「SEO対策」なので、「対策」を英語に置き換えて「seomethod」にしています。
URLにキーワードを入れることは、SEO対策の重要度としては低いですが、URLが短くなって見栄えもスッキリしますし、どんな内容が書かれているかもある程度分かるので、パーマリンクを設定しないよりかは設定した方が良いでしょう。
メタキーワード&メタディスクリプションを設定する
メタキーワードは、記事の中で重要なキーワードを設定します。
SEO対策では、重要なキーワードほど左サイドにもってくるのが基本になります。
メタディスクリプションは、記事の要約を書きます。
検索された時に、赤枠で囲んである部分に反映されます。
特にメタディスクリプションは、SEO対策としても重要な部分になるので、検索されたい重要なキーワードを必ず入れるようにしてください。
だいたい全角で120文字程度が目安です。
それ以上長くなると表示されないので、120文字の中にキーワードが2回~3回出てくるように文章を考えましょう。
基本のSEO対策 まとめ
今回は、基本のSEO対策についての方法を6つご紹介しました。
- 見出しを作る
- タイトルにキーワードを入れる
- クリックしてもらえそうなタイトルを考える
- 本文でもキーワード選定を怠らない
- 記事のパーマリンクを設定する
- メタキーワード&メタディスクリプションを設定する
SEO対策と聞くと、なんだか難しそう・・・というイメージがあるかもしれないのですが、実はそれほど難しくはありません。
ただ単に何も意識しないでダラダラとブログを書くのと、キーワードを意識してしっかり文章を組み立てていくのとでは、SEOの観点で大きな違いが生まれるんだなということをこの記事で分かっていただけたら嬉しいです。