SSL化とは?
SSL化とは、データの通信を暗号化することで、盗聴や改ざんなどを防止するためのセキュリティを強化する仕組みのことです。
SSL化されているサイトとSSL化されていないサイトの見分け方はとても簡単で、WEBサイトのURLの始まりに注目してください。
SSL化されているサイト:https://www.tim-style.com
SSL化されていないサイト:http://www.tim-style.com
httpの後にSが付いているか、付いていないかの違いになります。
大手検索エンジンのGoogleは、WEBサイトの常時SSL化を推奨しています。
セキュリティは Google の最優先事項です。
Google は、Google のサービスだけにとどまらず、より広い範囲でインターネットを安全に利用できるように取り組んでいます。そこで大きな割合を占めているのは、ユーザーが Google から安全なサイトにアクセスできるようにすることです。
ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。
さらに、
ランキングの変更は、グローバルでクエリの 1% 未満にしか影響しませんが、これから長い期間をかけて強化していきます。
全体的に見ると、このシグナルは良質なコンテンツであるといった、その他のシグナルほどウェイトは大きくありません。
HTTPS は、優れたユーザー エクスペリエンスを生み出す多くの要素のうちの 1 つです。
今後、より多くのウェブサイトで HTTPS が使用されることを期待しています。ウェブの安全性をさらに強化しましょう。
と言っています。
WEBサイトのSSL化は検索エンジンの検索結果に大きな影響を与えるほどまでではないけれど、優遇はしているというニュアンスで、強化していくとも言っています。
これは2014年にアップされた記事なので、2021年になった今、まさに長い期間をかけて強化されている真っ最中である可能性は大いにあります。
ブロガーの多くはこのGoogleの声明に早くから着目していて、SEO対策としてSSL化に移行しています。
検索エンジン対策として今後SSL化は必須の対策と言えます。
WEBサイトをSSL化する方法
1、サーバーをSSL化する
レンタルサーバーでSSL証明書を取得して、サーバーにインストールします。
インストールすることで、サーバーがSSL化します。
証明書はレンタルサーバーによって有料と無料がありサービス内容が異なるので、必ず確認しましょう。
2、WordpressをSSL化する
管理画面の「一般設定」にあるアドレス(URL)の部分をhttpからhttpsに変更します。
3、リダイレクト処理を行う
検索エンジンは、「https://www.tim-style.com」と「http://www.tim-style.com」とでは、全く別のサイトとみなします。
SSL化はURLを変更することになるので、「http://www.tim-style.com」に訪問したユーザーを「https://www.tim-style.com」の方へ誘導しなければいけません。
これをリダイレクトと呼びます。
4、記事内のhttpをhttpsに置き換える
記事内にあるhttpをhttpsに書き直す作業をします。
レンタルサーバー「エックスサーバー」では、SSL化が無料でできるのでおすすめです。
WEBサイトをSSL化する方法のまとめ
SSL化にする必要性と、SSL化にする方法をご紹介しました。
サイトをすでに作成している場合、後からSSL化しようとするととてつもなく面倒くさいです。
なので、これから新しくサイトを作成する場合、URLを最初にSSL化してから始めることをおすすめします。
当社ではSSL化したサイトをご提供しておりますので、ご安心下さい。